0系新幹線で九州へ (part12)



 しばらくすると、新型の路面電車がきました。
 これは、バリアフリー車両で、専用の女性車掌が乗務しています。
 JR熊本駅に着きました。

帰る時間が近づいてきました。
 九州内で最後に乗る特急列車は、787系の特急リレーつばめ号です。

やはり、最後はこれで終えるのが、九州で当然となってしまいました。
 14時28分発の博多行きに乗車します。

帰りも、グリーン車に乗車です。
 少しだけ停車時間があるので、ゆっくりと撮影しながら乗り込みます。
 まずは、こちらのグリーン個室を通り抜けて・・・。
 このリレーつばめ号には、グリーン個室のほかに、DXグリーン席と呼ばれる座席が3席だけあります。

これは、通常のグリーン車の料金よりさらにお金がかかります。
 通常のグリーン席よりも、さらに快適な座席で、リクライニングのほかに、レッグレストもあり、まさに寝るために作られた・・・と言わんばかりの座席です。
 最後の乗車は、通常のグリーン席にしました。
 こちらのグリーン席も普通車に比べれば、はるかに快適な座席です。
 グリーン座席には、読書灯もついてました。
 座席のひじ掛け部分には、オーディオ装置があるのですが、これは動いていませんでした。


 グリーン席には、フットレストにスリッパ、そして座席のポケットには、情報誌やメニュー表などがあります。
 乗車して、しばらくすると、ドリンクサービスがあります。

九州内のグリーン車に乗ると、飲料を持ち込まなくても、サービスでもらえるのがうれしいところです。
 最初の停車駅である、上熊本駅に到着しました。

ここで、グリーン席は半分ほど埋まりました。
 熊本市街を離れると、山岳地帯を通り、反対側の線路が離れていく…ところが目立ちます。
 そして、列車は、西南戦争で戦地だったところとされる田原坂(たばるざか)駅付近を通過・・・。

しかし、西南戦争は起きていなかった・・・という説もあり、気になるところです。
 菊池川を渡ると、平坦な地帯へと走ります。
 14時47分、玉名(たまな)駅に到着しました。

帰りのリレーつばめ号は、停車駅の多いタイプの列車でした。
 このあたりに来ると、遠くには、雲仙普賢岳が見えてきました。

有明海をはさんで、長崎県にある雲仙が望めます。
 海の気配が漂う木々が見えますが、海が見えることはありませんでした。




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